7月6日から3週間、パペットハウスのセンタースペースで、佐久間奏多氏の3度目のプチ展覧会を開催いたします。

今回は、佐久間作品の中でも人気の高い「猫」のキャラクターをメインにしたプチ展覧会です。

手のひらの上で楽しむ小さなマリオネットNa Dlani（ナドラニ）シリーズ、細やかな彫りの個性的な造形、深い色合いで細部まで色付けされた作品は、日本だけでなく海外でも多くの人を魅了しています。

500作品以上作られてきた「Na Dlani Marionettes / ナ・ドラニ マリオネット」は、佐久間作品の原点と言えるでしょう。

今回は、手のひらサイズのマリオネットを中心に、展示台付きの少し大きめの作品もご覧いただきます。

プラハのアトリエで生まれたさまざまな「猫」たちが、皆様をお待ちいたします。  

どうぞお楽しみに！。

　※作品は、すべてご購入いただけます。作品のお納めは会期後になります。

　※作家は在廊いたしません。

佐久間 奏多 / Sakuma Sota

1977年愛知県生まれ。2000年：東京造形大学卒業(染織デザイン専攻)。在学中にチェコの劇人形に出会い、衝撃を受ける。1999年：劇団ドラック（チェコ）美術監督ペトル・マターセク氏らによる長期ワークショップ「人形演劇プロジェクト2000」（於：シアターカイ）に参加。2000年秋：渡チェコ。2002年：チェコ国立芸術アカデミー人形劇学部舞台美術科大学院に入学。ペトル・マターセク氏に師事する。2005年：同大学院を首席で卒業。NaDlaniマリオネットの制作を開始。2009年3月、パペットハウスギャラリーにて初個展。プラハ在住。

展覧会活動など ： 「ストーリーテラーズ－小説と絵画－展」（2010年、於：高島屋美術画廊 / 後援：実業之日本社）出展。｢Story of puppet｣（2011年）、GAMU（プラハ）、Biim gallery（ソウル）、パペットハウス（東京）。「Japonští výtvarníci žijící v Praze」（2011年）、Galerie Lazarská（チェコ） 。「チェコの人形、伝統と現代」展（2011年）、Galerie Smečky（プラハ）に唯一の外国人として参加。「Gepetos de Praga」（2012年）、ブラジル・サンパウロ。2014年12月、プラハのギャラリーにて林由未との２人展。2015年11月、ポネツ劇場（プラハ）のプロジェクトでヨーロッパ文化イヤーの開催都市ピルゼンにて上演される芝居「Among us」の舞台用人形を制作。